秋ですね。ドングリをつける木を、漢字で覚えてみましょう。
団栗(どんぐり)編
楢(ナラ)
ナラ - Wikipedia
ブナ科コナラ属のうちの落葉樹。ドングリをつくる樹木の代表格。
コナラ、ミズナラ、クヌギ、カシワなどが含まれる。
椎(シイ)
シイ - Wikipedia
常緑の高木。ドングリ(椎の実)は縄文時代から現代まで食べられている。
マテバシイ - Wikipedia
シイ属とは近縁だが別属。ドングリはアク抜きをしなくても炒って食べられる。
樫(カシ)
カシ - Wikipedia
ブナ科の常緑高木の一群。
ナラとともに英語の「オーク(oak)」にだいたい含まれる。
シリブカガシ - Wikipedia
前述のマテバシイと同属だが、カシやoakの名が付いていてややこしい。
柏(カシワ)
カシワ - Wikipedia
ブナ科コナラ属であり、ナラの一種といえる。
葉は柏餅に使われる。クヌギとともに丸いドングリで知られる。
橅(ブナ)
ブナ - Wikipedia
ブナのドングリは生でも食べられる。
栗(クリ)
クリ - Wikipedia
クリこそ、縄文時代から現代に至るまで食用として栽培されてきた。
栃(トチノキ)
トチノキ - Wikipedia
トチノキ(マロニエ)は、ブナ科でなくムクロジ科。
クリに似た「栃の実」は、古くから食用にされている。名前の通り(?)栃木県の県木。
榛(ハシバミ)
ハシバミ属 - Wikipedia
セイヨウハシバミの実は、ヘーゼルナッツとよばれ、世界中で食用にされている。
見た目はドングリそのものだが、ブナ科でなくカバノキ科。
クルミ(胡桃)
クルミ - Wikipedia
ドングリ類ではないが、日本でも縄文時代から食べられているナッツ。
参考
鎮守の森(ちんじゅのもり)編
神社に植えられている樹木にはスギ(杉)やヒノキ(檜)が多いが、以下では広葉樹を紹介。上記のドングリ類の高木も多い。
楠(クスノキ)
椋(ムクノキ)
欅(ケヤキ)
ケヤキ - Wikipedia
街路樹や庭木などとしてよく植えられる。なお、槻(ツキ)とはケヤキの古名。
各地にある巨木が、国や地方自治体の天然記念物になっている。
欅坂(けやき坂)ってどこ?どんな場所なのか地図で確認!
“正確に言うと「欅坂」という名前の坂は存在しません。通常「けやき坂」といえば、六本木ヒルズのど真ん中を横切る「六本木けやき坂通り」という通りの事を指します。”
アイドルグループ「欅坂46」のおかげで(?)「欅」という字を読める日本人が増えた。
榎(エノキ)
エノキ - Wikipedia
江戸時代には街道の一里塚として植えられた。地名や苗字(榎本など)となっている例も多い。
楡(ニレ)
ハルニレ - Wikipedia
英語のエルム(elm)でも知られる。秋に花が咲く「アキニレ」もある。
2020/11/16 更新 2020/9/30 NAVERまとめから移行