農業・環境・食品関連トピックス

農業・環境・食品等に関する気になる話題を取り上げます。

農業

バッタ博士新著『バッタを倒すぜ アフリカで』

バッタ博士こと、前野ウルド浩太郎氏の待望の新著『バッタを倒すぜ アフリカで』が4月17日に発売になるそうです。 こちら、取り急ぎご紹介します。 バッタを倒すぜ アフリカで (光文社新書) 作者:前野 ウルド 浩太郎 光文社 Amazon 読みましたら、レビューし…

特許切れの遺伝子組換え作物が誰でも栽培できるように

最初の遺伝子組換え(GM)作物が特許切れとなり、それを受けていわゆるジェネリックGM作物が発表されました。日本ではほとんど報道されていませんが、GM作物の種子が無料で提供され、生産者は種子を自家採取して使ってもよいというのは、特許切れGM作物が増え…

火星でのサバイバルに不可欠?有機肥料になる下肥(しもごえ)

映画「オデッセイ」が #火星DASH村 だと話題になっています。主人公は、人間の排泄物を使って肥料を作り、ジャガイモの栽培に成功しました。きたる火星でのサバイバル生活のために(?)日本のロストテクノロジーである「下肥」(しもごえ)の使い方を紹介し…

虹色とうもろこし「グラスジェムコーン」を育ててみよう!

珍しい色とりどりの虹色トウモロコシ、その名も「グラスジェムコーン」。種を通販で購入し、自分で育てて収穫することができます。ポップコーンにすると、おいしく食べられます。 虹色のとうもろこしって? この色とりどりのトウモロコシは「グラス・ジェム…

これはすごい!コメを高速に自動選別する色彩選別機

日本のお米の生産では、すごいハイテクが実用化されていることをご存じですか。それは、米の中から異物や着色した粒を超高速で検出して取り除く機械「色彩選別機」です。 コメの選別は自働化されている 米の消費量低下とともに安価な米が流通し、農家は少し…

農業をしている芸能人まとめ

農業や家庭園芸をしているという芸能人の方が増えています。 興味があるので、まとめてみました。 永島敏行さん 清水国明さん柳生博さん・柳生真吾さん(故)菅原文太さん(故) 工藤夕貴さん高木美保さん 大桃美代子さん 加藤登紀子さん・yaeさん 宮川大助・花…

まるで紫のじゅうたん!京都の山里・久多に咲く北山友禅菊

京都市最北端の山里、久多地区では、夏になると紫色のじゅうたんのような美しい光景が広がります。その正体は、地元で「北山友禅菊」とよばれているキク科の植物の花です。8月の風物詩として、人気の観光スポットになっています。 京都・北山友禅菊は見ごろ…

京都市左京区久多の北山友禅菊

京都市の最北部、久多地区で栽培されている紫色の花「北山友禅菊」。 今や、山里の盛夏の風物詩として人気の観光スポットになっています。 実は大学院生時代、この「北山友禅菊」の産地化に関わっておりました。 2014/7/15 追記 ※2020/9/30 NAVERまとめから…

おいしい!食用菊(刺身に付いているのはタンポポではない)

和食文化のエディブル・フラワーこと「食用菊」の産地や食べ方について紹介します。お刺身に添えられている黄色い花はタンポポではなく、おいしく食べられる食用菊(つま菊)です! 「食用菊」とは 刺身に添えられているタンポポのような黄色い花は「食用菊…

菊池秋雄、菊池卓郎、両名誉教授の功績

大阪大学サイバーメディアセンター教授で物理学者の 菊池 誠 氏は、 「ニセ科学」批判の多岐にわたる活動で知られています。 菊池教授の祖父と父は、ともに果樹園芸学の第一人者である 菊池秋雄名誉教授、菊池卓郎名誉教授であることを、今更ながら知りまし…

クロス・コンプライアンスについて

農業政策でいう「クロス・コンプライアンス」(cross compliance: CC)とは、「農業生産者が直接支払いを受給するために一定の要件を満たさなければならないという仕組み」のことです。欧米では、主に地域の環境保全を目的として環境規則の遵守に対する直接支…

農業に関する伝統行事

農業に関する伝統行事についてのまとめです。 ●伝統行事全般 田の神 - Wikipedia 農耕神信仰と祭礼について ●有名な祭事 竿燈 秋田市の「秋田竿燈まつり」 伊勢神宮のお祭り 祈年祭、月次祭、神嘗祭、新嘗祭など ●御田植[神事] 御田植祭 - Wikipedia 日本…

「バイオ塾」ブログサイトのまとめ

川野隆嗣氏(Dr.Kawano)が主宰する「バイオ塾」ウェブサイトは、 生命科学や農業技術などの特許情報やニュースが掲載されていて、 以前から参考にしていました。 数年前から、バイオ塾サイトが複数の無料ブログに分かれて、 情報が分野別に掲載されるようにな…

「マルシェ・ジャポン」の事業仕分けの結果

政府の行政刷新会議による「事業仕分け」が連日話題になっています。 ここでは、11/16の事業仕分けで「廃止」の判定となりました、 農水省の「マルシェ・ジャポン・プロジェクト」(仮設型直売システム普及事業) に関するニュース、記事を紹介します。 マル…

Agrizm(アグリズム) 創刊2号 発売

若者向け農業雑誌の Agrizm 創刊2号 が、10/16に発売になりました。 Agrizm(アグリズム) 2009年 12月号 Agrizm創刊については、以前にこちらでご紹介しました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sugak_naro/6559697.html 今回のキャッチフレーズは、「土食系女子」…

米政策の第2次シミュレーション結果について

9月15日に、石破農林水産大臣(当時)による発表として、 米政策に関するシミュレーション結果(第2次)が公表されました。 覚え書きとして、その関連資料をまとめます。 農林水産省>農政改革関係閣僚会合について オリジナル資料は、この↑リンク先ページの…

BRUTUS 2009年 2/15号の農業特集

最近の農業ブーム(?)と火付け役ともなった、 若者向け雑誌 BRUTUS(ブルータス)による農業特集です。 この号は、早々と完売になったそうですね。 http://magazineworld.jp/brutus/656/ http://xbrand.yahoo.co.jp/category/lifestyle/2237/1.html この特…

その名も「儲かる農業」

長野県の農業生産法人「トップリバー」社長の嶋崎秀樹氏による著書。 農業生産法人トップリバーのサイト http://www.topriver.jp/ 嶋崎氏はテレビ東京の番組「カンブリア宮殿」(2009/1/12放送)に出演し、 野菜の栽培や販売、人材育成の取り組みが紹介され…

新規就農ムック本:別冊宝島 農業やろうぜ

最近出た新規就農に関する雑誌記事やムックの中では、 意外なほどに(?)現実的で実用的な内容と思います。 ただ、単なる読み物としてはおもしろおかしい話が少ないので、 本気で農業に興味がある方向けの本でしょうね。 農業体験や新規就農するには具体的…

新規就農の新書:農民になりたい

日経ビジネスオンラインとasahi.comに、本書の紹介が掲載されていました。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090901/203901/ http://book.asahi.com/business/TKY200909010236.html 「農民」に転職した人たちのルポルタージュ集で、 何かと有…

新規就農ムック本:いまこそ農業をはじめる!

最近、新規就農関係の本がいろいろと出るようになりましたが、本書は農業や就農をわかりやすく紹介するだけでなく、わりと現実的な内容にもなっています。 特に就農の道のりや手続きなどの特集は、実際に就農を目指している方にとっては参考になる情報と思い…

農業雑誌 Agrizm(アグリズム) 創刊

農業技術通信社により創刊された若者向け農業雑誌 Agrizm(アグリズム)を紹介します。 ファッショナブルな誌面になっていて、重い話になりがちな農業、特に新規就農のことを わかりやすくおもしろく伝えようという、編集者側の努力が見えます。 以下、ネッ…