農業・環境・食品関連トピックス

農業・環境・食品等に関する気になる話題を取り上げます。

青いバラ(遺伝子組換えでない)図鑑

出典 花の色の不思議について https://agrisearch.hatenablog.com/entry/2013/04/03/00 長年の育種でつくられた、いわゆる「青いバラ」(ブルーローズ)の品種や歴史をまとめます。特に、青いバラに人生をかけた2人の日本人育種家、小林森治氏、河本純子氏に…

青いバラの参考資料

※「青いバラ図鑑」の参考資料を、別ページに移しました。(2020/12/18) 青いバラの科学 バラが老化とともにブルーイング(青色化)を起こすのは…老化と共に細胞中にタンニン様物質が溜まり、これとアントシアン色素とが会合して青紫色に変化する。 出典 花の…

米国の食事目標(マクガバン・レポート)とアメリカ人のための食生活指針

1977年に米国でまとめられた食生活指針の報告書「米国の食事目標」(正式名称は"Dietary Goals for the United States")、いわゆる「マクガバン・レポート」に関する解説をまとめます。1980年以降は、その後継として「アメリカ人のための食生活指針」が公表…

菊池秋雄、菊池卓郎、両名誉教授の功績

大阪大学サイバーメディアセンター教授で物理学者の 菊池 誠 氏は、 「ニセ科学」批判の多岐にわたる活動で知られています。 菊池教授の祖父と父は、ともに果樹園芸学の第一人者である 菊池秋雄名誉教授、菊池卓郎名誉教授であることを、今更ながら知りまし…

クロス・コンプライアンスについて

農業政策でいう「クロス・コンプライアンス」(cross compliance: CC)とは、「農業生産者が直接支払いを受給するために一定の要件を満たさなければならないという仕組み」のことです。欧米では、主に地域の環境保全を目的として環境規則の遵守に対する直接支…

農業に関する伝統行事

農業に関する伝統行事についてのまとめです。 ●伝統行事全般 田の神 - Wikipedia 農耕神信仰と祭礼について ●有名な祭事 竿燈 秋田市の「秋田竿燈まつり」 伊勢神宮のお祭り 祈年祭、月次祭、神嘗祭、新嘗祭など ●御田植[神事] 御田植祭 - Wikipedia 日本…

食品の苦情事例

この年末年始に、某サイトを通じて販売された「おせち」について、 多数の苦情が寄せられ、大きな話題となりました。 商品に対する苦情(クレーム)には多様なケースがありますが、 ここでは、生産者や食品製造業者だけでなく、消費者にとっても参考になる …

フードバンク活動:リンク集

フードバンク活動を行っている団体のリンク集です。 一般社団法人 全国フードバンク推進協議会 セカンドハーベスト ジャパン フードバンクだいち(青森) ふうどばんく東北AGAIN(宮城県富谷市) フードバンク山形(米沢市) フードバンク茨城 フードバンク…

いわゆる果物アレルギー

「桃を食べたら舌にピリピリ感を感じたが、それはなぜか?」 という質問を、以前に受けたことがありました。 果物は、熟しすぎたり酸素の少ない条件に置いたりした場合に、 発酵によってアルコールやアセトアルデヒドなどの刺激物質が 生成されることがあり…

フードバンク活動:その2

以前に、フードバンク活動に関する情報をまとめました。 https://agrisearch.hatenablog.com/entry/7930599 三菱総合研究所(MRI)サイトで、 欧米のフードバンクに関するコラムが掲載されています。 フードバンクが持つ可能性(前半)-欧米のフードバンク概…

「バイオ塾」ブログサイトのまとめ

川野隆嗣氏(Dr.Kawano)が主宰する「バイオ塾」ウェブサイトは、 生命科学や農業技術などの特許情報やニュースが掲載されていて、 以前から参考にしていました。 数年前から、バイオ塾サイトが複数の無料ブログに分かれて、 情報が分野別に掲載されるようにな…

健康食品管理士認定協会理事長の記事

健康食品管理士認定協会のサイト http://www.ffcci.jp/ では、 同協会理事長である鈴鹿医療科学大学教授の長村洋一氏が 会報に掲載した記事を閲覧することができます。 http://www.ffcci.jp/information/index2.html 食品の安全・安心の問題について、大変に…

救荒植物の手引書「かてもの」

私の出身は、山形県米沢市です。 米沢市の歴史的英雄として、聖君こと上杉鷹山公の功績を 子供のころ学校で聞かされたものでした(校歌にも出てくる)。 そのような功績の1つに、当時の飢饉救済を目的として、 米沢藩で編纂、刊行された「かてもの」という…

食品による窒息事故に関する食品健康影響評価

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今週1月13日に食品安全委員会で、 第6回「食品による窒息事故に関するワーキンググループ」が開かれ、 食品による窒息事故に関する食品健康影響評価の案が出されました。 これは主に…

「マルシェ・ジャポン」の事業仕分けの結果

政府の行政刷新会議による「事業仕分け」が連日話題になっています。 ここでは、11/16の事業仕分けで「廃止」の判定となりました、 農水省の「マルシェ・ジャポン・プロジェクト」(仮設型直売システム普及事業) に関するニュース、記事を紹介します。 マル…

Agrizm(アグリズム) 創刊2号 発売

若者向け農業雑誌の Agrizm 創刊2号 が、10/16に発売になりました。 Agrizm(アグリズム) 2009年 12月号 Agrizm創刊については、以前にこちらでご紹介しました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sugak_naro/6559697.html 今回のキャッチフレーズは、「土食系女子」…

フードバンク活動:その1

「フードバンク」とは、企業から余っている食料品の寄付を受けて、 食べ物を必要としている方々や団体に配給するボランティア活動です。 食料品を有効利用する活動として、最近注目されています。 ここでは、フードバンクに関する情報をまとめます。 フード…

米政策の第2次シミュレーション結果について

9月15日に、石破農林水産大臣(当時)による発表として、 米政策に関するシミュレーション結果(第2次)が公表されました。 覚え書きとして、その関連資料をまとめます。 農林水産省>農政改革関係閣僚会合について オリジナル資料は、この↑リンク先ページの…

誤解だらけの「危ない話」

誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで 作者:小島 正美 発売日: 2008/09/01 メディア: 単行本 誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで本書は Googleブックス で、部分プレビューですが…

BRUTUS 2009年 2/15号の農業特集

最近の農業ブーム(?)と火付け役ともなった、 若者向け雑誌 BRUTUS(ブルータス)による農業特集です。 この号は、早々と完売になったそうですね。 http://magazineworld.jp/brutus/656/ http://xbrand.yahoo.co.jp/category/lifestyle/2237/1.html この特…

その名も「儲かる農業」

長野県の農業生産法人「トップリバー」社長の嶋崎秀樹氏による著書。 農業生産法人トップリバーのサイト http://www.topriver.jp/ 嶋崎氏はテレビ東京の番組「カンブリア宮殿」(2009/1/12放送)に出演し、 野菜の栽培や販売、人材育成の取り組みが紹介され…

新規就農ムック本:別冊宝島 農業やろうぜ

最近出た新規就農に関する雑誌記事やムックの中では、 意外なほどに(?)現実的で実用的な内容と思います。 ただ、単なる読み物としてはおもしろおかしい話が少ないので、 本気で農業に興味がある方向けの本でしょうね。 農業体験や新規就農するには具体的…

新規就農の新書:農民になりたい

日経ビジネスオンラインとasahi.comに、本書の紹介が掲載されていました。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090901/203901/ http://book.asahi.com/business/TKY200909010236.html 「農民」に転職した人たちのルポルタージュ集で、 何かと有…

新規就農ムック本:いまこそ農業をはじめる!

最近、新規就農関係の本がいろいろと出るようになりましたが、本書は農業や就農をわかりやすく紹介するだけでなく、わりと現実的な内容にもなっています。 特に就農の道のりや手続きなどの特集は、実際に就農を目指している方にとっては参考になる情報と思い…

農業雑誌 Agrizm(アグリズム) 創刊

農業技術通信社により創刊された若者向け農業雑誌 Agrizm(アグリズム)を紹介します。 ファッショナブルな誌面になっていて、重い話になりがちな農業、特に新規就農のことを わかりやすくおもしろく伝えようという、編集者側の努力が見えます。 以下、ネッ…